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【MOVIE】NAKED CLUE(INSIGHT)誕生秘話4
【MOVIE】NAKED CLUE(INSIGHT)誕生秘話1
【MOVIE】NAKED CLUE(INSIGHT)誕生秘話2
【MOVIE】NAKED CLUE(INSIGHT)誕生秘話3
1通のメール。事務所のマネージャーの方から。それはそれは、丁寧な内容だった。まずは当社の10周年への祝いの言葉。そして詳細を知りたいとのこと。後日、早速、Zoomでこちらの想いを伝えた。
正直、何を話をしたかは忘れてしまった。ただただ、INSIGHTについての動画をつくりたい。その想いを熱く語ったように思う。当社のことについても質問があったので、それは後日、資料をメールにて送った(と記憶している)。
いくつか質問があったとは思うが、重要なのは、音楽を制作するにあたって既にMOVIEがあるのかということ。もちろん、無い。正直、絵コンテすらない。
それは私にとっては当然の話だ。なぜなら、Cornelius(小山田圭吾さん)の音が無ければ、そもそもこのMovieをつくることが出来ないと思っていたからだ。いや、その前に、この意思を伝えることができるかどうかもわからない段階で、どんなMovieをと問われても答えようがなかった。
Movieの素材もアイデアもまだ何もない。だけどそのMovieに音楽は重要で、その音楽を小山田さんにお願いしたい。そう繰り返し伝えていたように思う。
今、このブログで過去の記憶を整理しながら書いていても、無茶なことをお願いしていたのだなとも思う。いや、でも、正直に伝えた。とにかく仕事を受けて欲しかった。そうでないとこのMovieはつくれないのだから。
後日、マネージャーの方から連絡があった。前向きに話を進めたいとのことだった。本来であれば、ここで嬉しい気持ちがもっと生まれるだろうと想像していた。しかし、意外や意外、こちらに喜びは無かった。
逆に、下手なものはつくれない。こちらはクライアント(依頼者)であるのに、下手なものはつくれないというプレッシャーがあった。早速、Movie制作者と話をしないといけない。
Movie制作側の彼とはもう20年近く仕事をしている。すぐに構想を話したいと思い、連絡をした。