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様々な人の日常に目を向ける

Consumer Insightを導くために、普段やっていることを考えてみると、様々な人の日常的なことに目を向けていることに気が付きます。それは、当たり前すぎて本質的に誰も気にかけないようことかもしれません。

日常といえば、自分を中心に考えてしまい、単一的な生活を考えてしまう人が多いかもしれませんが、人が違えば、日常は違います。住んでいる場所、家族形態、趣味嗜好、収入、職種・・・それらでの違いもあれば、それらが同じでも、日常は違っているものです。

それらを一緒くたにしないこと、自分とは違う日常をも明らかにし、その背景を探ること。一見、違って見えることから共通性を見出し、逆に同じように見えることから違いを見出す。

そのいったりきたりから浮かび上がってくる所に、大げさにいえば、これからの人の姿や日常、世間の姿があります。

ただ、その姿も、固定されたものではない。常に変動するものでもあります。それを一定の期間、例えば今から数ヶ月、半年、数年と限定して、定めてこそ、マーケットに反映することができます。

どちらにしても、当社は、様々な人の平凡で些細な日常生活に身を乗り出して意識化する。その思考や行為をもとに、マーケットに反映させていくことを、仕事にしているのかもしれません。

話は少し変わりますが、TVCM/au応援割「新人さんのあまのじゃ子」篇。

「若いでまとめないでください」

の台詞。いいですよね。「若い」だけでなく、「おっさん」「おばさん」などだけで、まとめていては、Insightなんて、浮かび上がりっこないです。でも、それも世間の見方の一つなのです。

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